美和製で危険と言われている鍵の知識。

一般に広く危険と言われている鍵についての解説です。

今回は最も有名と思われる美和(美和ロック㈱)のディスクシリンダーについて解説します。

美和の鍵が悪いというわけではありません

ここで言いたいのは美和というメーカーに対する認識の修正です。

まず皆さんに知って欲しいことは美和に限らず鍵の歴史では防犯性の低さを空き巣などに狙われてしまった鍵は多数存在するという事です。その中で美和の鍵(ディスクシリンダー)は当事テレビで報道されたりしたので危険な鍵としての知名度が高いのです。ですから現在でも防犯対策などで鍵について調べると危険な鍵の代表として美和の鍵が上げられているケースは非常多く、そのため美和=危険という認識になるようです。

正しくは美和の特定商品が情報の対象ですのでシッカリとした知識を身につけて自宅の防犯対策の参考にして下さい。

美和の鍵穴美和の鍵

上の画像を見て下さい。美和で危険と言われる鍵です。ピッキングによる不正解錠のターゲットになったことで有名になった鍵です。

【鍵穴が縦向きでくの字】というのが一番の特徴であります。

実際、鍵穴の形などは防犯性とは無関係で重要なのは内部構造ではありますが、報道で『鍵穴が縦向きでギザギザの鍵は危険』といった感じで広まったしまったので現在の美和製品は防犯性能を向上させた上で鍵穴が横向きになっています。ですから鍵穴の特徴で見分ける事が出来ます。

さてタイトルの『美和の鍵が悪いというわけではありません』という部分に対して言及しますが、鍵は常に進化しており、それは美和の製品も例外ではありません。現在の美和製品の鍵は非常に優秀で防犯性能も高くなっていますので美和であるから危険であると考える必要はありません。
(参考記事:鍵屋が教える。コスト・防犯性・利便性の3拍子揃った鍵。

美和ディスクシリンダーは何が危ない?

すでに書いてしまいましたが、美和のディスクシリンダーが多くの泥棒にターゲットにされてしまった理由はピッキングと言われる解錠手段を使って不正解錠が出来る点にあります。

不正な方法で簡単に開けれられるという単純な理由ですが、もう一つ大きな理由として市場への普及率があるでしょう。

美和のディスクシリンダーは市場に7000万個以上出回っているといわれています。これだけの数が出回ったのですから、美和ディスクシリンダーが取り付けられた住宅を探すのは難しくなかったはずです。世間に危険と広まったは1990年頃で現在では交換されて数は減少してるはずですが、今でも鍵の交換などで良く見かけます。カギ屋トマトに依頼が多い地域だと東大阪や近隣の八尾・大東ですが一部地域だけでも多いと感じます。現実には危ないといわれた当事でも実際に鍵を交換した人は少なく現在も現役として使われているというのが実態なのでしょう。

防犯性能が低いから狙われる当たり前の理由ですね。

まとめ

今回とりあげた美和ディスクシリンダーは危険な鍵として有名で市場に売り出された数が多いため今でも相当数が現役として使われています。

美和ディスクシリンダーが危険とされているのは鍵を使わずに短時間で開ける事が可能なため泥棒に狙われやすいためです。

賃貸アパートや中古住宅などの場合は入居時に鍵の交換を行うでしょうから自然と防犯性の高い新しい鍵に切り替わるかもしれません。しかし賃貸物件では念のため確認をするのが最良です。

美和のディスクシリンダーが普及し始めてから20年以上経過しています。防犯性を重要視していないとしても鍵の寿命で開かなくなるといった状況になる可能性は日々高くなっているとお考え下さい。

カギ屋トマトで鍵交換を行う場合の料金目安は総額で¥12,000~¥14,000(税抜)程度になります。



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